ナイキ エアズームペガサス34
『ペガサス34』でジョグってきました。
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今日の結果
結果はこちらです。
ジョグのペースは初めの2キロぐらいがちょうどいいぐらいかもしれません。
久々のペガサスだったので、少しテンションが上がってしまいました。
昨日と同じく6分ペースで行こうかと思ったのですが、欲に負けましたね…
ナイキ エアズームペガサス34
ペガサス34、接地の音は「タッタッタッ」と乾いた軽快な音。
シッカリとした硬いアウトソールのゴムがアスファルトを叩いている、といったイメージです。
アウトソール自体は薄いので、鞭で打つという種類の音にも聞こえなくもないです。
ミッドソールは昨日のリアクトほどの柔らかさはありません。と言うか、私からしてみれば少し頼りないぐらいです。
ズームフライやオデッセイリアクトに慣れすぎて、感覚がバカになってしまっているのかも知れませんね。
このペガサス34には、ミッドソール内部の前足部とカカト部に、ズームエアユニットが搭載されているとのことなのですが、私の感覚ではそのクッショニングを確認することはできません…
ペガサス34は、屈曲による反発が弱いです。カカト部を持って、つま先だけを地面に当てて、ちょっと下に押す力を加えてやれば、簡単に折れ曲がってしまいます。
だからシューズ自体の反発力を、あまり借りて走ることができません。
ペース走で初めてペガサスを使ってみたとき(キロ4ペース)、いつもなら最低でも5キロは走るところを、その時は4キロでヘタレやめてしまいました。
いつもより全然疲れるのでビックリしました。というのも、ペース走をやる時はいつもはズームフライを使っていたからです。
ズームフライの反発力はバケモノ級だから当たり前です。
この時、シューズの反発というものを身体で知りました。
シューズの反発
シューズの反発にまつわる話なら、asicsの『ライトレーサー』と『スカイセンサー』の違いについての、興味深いブログの記事がありました(どのブログか忘れてしまいました)。
その記事によれば、走り比べた際にGarminの記録で「ピッチに違いが出た」とのことでした。
これは、靴自体の反発が強いか弱いかの違いが原因で出た差でした。
まず、こちらの画像をご覧ください。
これはライトレーサーの画像です。
次にこちらの画像をご覧ください。
これはスカイセンサーの画像です。
両者の大きな違いは、「セパレートソール」か「フラットソール」かの違いです。
まず「セパレートソール」はライトレーサーのように、靴裏の土踏まずのあたりから、前足部とカカト部の二つに分断されています。
そして両者の間に硬いプラスチックの板のようなものが搭載されています。
コイツです。
すみません。少し拡大し過ぎたでしょうか?
画像はボヤけてないはず…
この板がかなり硬いので、接地で曲がった際に、戻る力で強い反発を生む、という仕組みになっているのです。
それよって、勝手にストライドが広くなり、ストライド走法になりやすくなるのです。
対してこちらの
スカイセンサーのようなソールの種類を「フラットソール」と言います。
継ぎ目がなくてフラットな形になっているので、その名の通りです。
何を隠そうペガサスもフラットソールになっています。
ライトレーサーのような反発を促す板のようなものが搭載されていないため、靴の反発は弱目です(ズームフライもフラットソールですが、内部にカーボンプレートが搭載されています)。
結果、ストライドは狭くなり、ピッチ走法になりやすいです。
なので、先に紹介した「興味深いブログ」の記事のピッチの差は、
ライトレーサー=少ない。
スカイセンサー=多い。
という結果になっていました。
まとめ
これは、ライトレーサーとスカイセンサーはどちらが優れているか?!という話ではありません。
靴の個性の話です。
人の走り方にもそれぞれ個性があります。ピッチ走法が合う人もいれば、ストライド走法の方が合うという人もいます。
ピッチ走法の方が合っている人が、反発の強い、ストライド走法を促すような靴を履けば、走りにくいと感じるかもしれません。最悪、それによってケガのリスクも生じます。
だから、靴の個性を具体的に把握して、自分に合った靴を購入し、ケガなく楽しいランニングライフを送りましょう、という話です。
ケガといえば、私の足の血豆が潰れた箇所の話ですが、今日は走っても平気でした。
なぜ平気だったのかは、
ある秘密があります。
そのことは次回の記事で書きたいと思います。